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先週の金曜日ユリがプリスクールにいる間に、以前働いていた中学校のあるFoster Cityまで行ってきました。この学校の前はSan Mateoの中学校で働いていて、そこでの同期の友達Danielleと会うためです。DanielleはSan Francisco在住で英語/社会教師。最近女の子を生んだので、来年の8月まで教職はお休み中です。私達2人が勤めていたSan Mateoの中学校に当時はDean(生活指導の人)として働いていたJudyは、今現在Foster Cityの中学(つまり私が以前働いてた場所)の校長先生になっています。



3年前に働いていた学校といっても、私が働いていた時と先生の面子は変わらず。この学校はこの辺りでは優秀で、生徒もそれはそれはよく勉強するので、教師側からすると教えるのはラクチンなのです。先生もそんな学校から他に移って行く理由もありません。私自身もJudyや他の仲の良かった先生達と会い、改めて良い職場だったな~と実感しました。



私が以前教えていたRoom 5で現在教えているのは、仲の良かった先生の一人Pam。Pamは数学のHead Teacherで、私がこの学校にいる間も公私共にお世話になった方。教員歴も20年近いベテランの先生です。Pamは私がここを辞めて日本に帰った年に、Foster Cityより少し南にある『超』高級住宅地Woodsideの学校に移ったのです。Woodsideといえば、有名なところでOracleのCEO、Intelの創設者、俳優のミッシェル・ファイファーなどが住んでる場所。私の友達の一人も住んでるのですが、ゲートから家が見えないし、敷地の中にプール、テニスコートがあるのは当たり前、ゲストハウスがあったり、家自体も6~7ベッドルームあったりします。オラクルのCEOは日本の寝殿造りの家だそう。



さて話は戻って、PamがWoodsideに移った理由は給料の良さ。Foster City/San Mateoの先生の給料は、このベイエリアでも低い方に入ります。20年働いても上限が75kとかそんな感じです。Woodsideでは上限が100k近いので、上限に近いところにいるPamが移りたかった理由もわかります。Foster City/San Mateoの中学校では、予算の関係から先生:生徒の割合は1:28~32ですが、Woodsideは1:15。教師側からするとWoodsideは完璧なような気がしましたが、Pamは1年でWoodsideを辞め、Foster Cityに戻ってきました。彼女からその話を聞いて、あまりのショックに言葉を失いました。



ベイエリアでは『超』お金持ちなエリアがたくさんあって、親の職業もどこかのCEO、弁護士、ベンチャー、医者などが多く、そういう人達の子が通うエリアは基本的に学校のレベルも高いと言われています。でも教師からすると、そういう親は成績や授業内容などに口うるさいというイメージがあるので(実際そうでもあるし)やりにくいと言えばそうかもしれません。



PamによるとWoodsideはそれに加えて、別の問題があるというのです。それは子供の物の考え方。



普通、親が子供に良い成績を取ってほしいと願うのは、それによって良い学校に入って、それなりの仕事につけるようにとのことだと思います。そして子供も同じように考えている人が多いと思うのですが、PamによるとWoodsideの子は違うらしいのです。この子達の考えはこうです:



『親が大金持ちだから、将来自分も同じ様にお金持ちになりお金に困ることはない。お金があるから特に良い仕事に就く必要もない。それなら良い大学に行く必要もないし、学校で良い成績を取らなくてもよい。』



それに加えて親は親で、子供の成績がAでないと『口撃』してくるそう。ここの先生も親と言い合いになるのも嫌なので、適当にAをあげるとのこと。



PamはFoster Cityの中学校では生徒に大人気なくらい素晴らしい先生で、学区内の教師陣にも有名だったのですが、Woodsideの1年で相当精神的にダメージを受けたらしくて、思い出したくもないくらいの経験だったそうです。Pamは昔、ジョークで『エリも仕事復帰するなら、Woodsideに来なさいよ~』と言っていたんですが、私は絶対行かないでしょう。子供がここまでやる気をなくしてるというか、勉強や学校の意味をわかってないのなら、どんなに優秀でやる気のある先生が行ってもその人の労力が無駄になるだけのような気がします。
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